3分で読める!観戦に必要な最低限のテニスルール!
- 2019.03.04
- コラム
こんばんは、なまけものです。
最近、錦織選手や大坂選手の活躍のおかげで、テニスの試合がテレビで放映される機会が増えてきました。
でも、ルールがわからないと観戦しても十分に楽しめませんよね?
そこで本日は未経験者の方でもすぐに理解できるようにテニスのルールをご説明していきます!
基本ルール
テニスは得点を取り合うゲームです。
失点するケースは「2バウンド以内に返球できない」か「コート内に返球できない」場合です。(細かくはもう少しありますが、この2パターンを知っていればOKです。)
サーブに関しては1回まではミスを許されています。サーブを失敗することを「フォルト」、2回失敗することを「ダブルフォルト」と呼び、ダブルフォルトになると失点となります。
テニスのスコアの数え方には「ポイント」、「ゲーム」、「セット」という3つの単位が出てきます。
得点すると1ポイント加算され、4ポイント取得すると1ゲームに、6ゲーム取得すると1セットになります。
テニスの試合は、大会によって勝利に必要なセット数が異なります。プロの試合の場合、2セット先取が多いですが、グランドスラムなどの大きな大会では3セット先取のこともあります。
余談ですが、ポイントは「0(ラブ)→15(フィフティーン)→30(サーティ)→40(フォーティ)」と数えます。基本的に15ずつ増えていくのですが、最後だけ45ではなく40となります。これには諸説ありますが、45(フォーティファイブ)だと長いので40に省略したという説が有力です。
例外的なスコアの数え方
基本的には上記で説明した通りの数え方をしますが、40-40になると(両者ともに3ポイント取ると)、2ポイント差がつくまでゲームが終わりません。
これが「デュース」です。バレーボールや卓球、バドミントンでもありますよね。
40-40からポイントすると「アドバンテージ」と呼び、次のポイントを取るとゲームを獲得できます。
また、ゲームも2ゲーム差以上付かないとセットをとれません。本来6ゲーム取得すれば1セットとれるのですが、「5-5」になると、通常2ゲーム連取しなければセットを獲得できません。
たまに「7-5」といったスコアになるのはこのルールが原因なのです。
ポイントと違って、実力が拮抗していると2ゲーム差をつけるのが難しく、延々続いてしまうときもあります。そこで「6-6」になった時は「タイブレーク」と呼ばれる7点先取の特殊なゲームを行います。このゲームをとることでセットを取得することができます。
大会によっては、最終セットはタイブレークではなく、2ゲーム差がつくまで試合をやるものもありますが、「26-24」などテニスとは思えないスコアになることもあります。
よく出てくる用語
観戦していると、テニス用語が色々出てきます。
用語が多いと大変なので、今回は主要なもののみご紹介しますね!
用語 | 説明 |
---|---|
ネット | 打球がノーバウンドでネットを超えないこと。自身の失点となる。 |
アウト | 打球がコート内に入らないこと。自身の失点となる |
サーバー | サーブを打つ側のこと。1ゲームごとに交代する |
レシーバー | レシーブを打つ側のこと。1ゲームごとに交代する |
キープ | サーバー側がゲームをとること。通常サーバー側がゲームをとることが多く、保守するという意味でキープと呼びます。 |
ブレイク | レシーバー側がゲームをとること。サーバー側を破るということでブレイクと呼びます。 |
ゲームポイント | サーバーがあと1得点とるとゲームを取得できる状況 |
ブレイクポイント | レシーバーがあと1得点とるとゲームを取得できる状況 |
サービングフォーザマッチ | 自分のサービスゲームで、かつこのゲームを取ると、勝ちが決まる状況。セットが取れる状況の場合は「サービングフォーザセット」と呼びます。 |
ダウンザライン | サイドラインに沿って、ストレート方向に打つこと。 |
最後に
今回は最低限の知識のみご紹介しましたが、テニス観戦の楽しみ方もご紹介しております。
ご興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。
ではでは!
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