たったこれだけ!テニスのサーブで意識するべきポイント

たったこれだけ!テニスのサーブで意識するべきポイント

こんばんはなまけものです。
世の中にはテニスのコツ・ワンポイントアドバイスがたくさんあって、どれを意識すればいいのか取捨選択が難しいです。
そこで今回は私がいろいろなところで知ったサーブのコツ・ワンポイントアドバイスと、それを実践した感想をご紹介していきたいと思います。

ミスの種類によって打つタイミングを変える(評価:★★★★★)

個人的に一番オススメなのがこのワンポイントアドバイスです。
サーブをミスする2大要因は、「トスの位置を誤る」、「打つタイミングを誤る」の2つだと思います。
トスのミスは自分でも気が付くと思うのですが、打つタイミングのずれは自分で気が付くのが難しいです。(タイミングがずれていても、本人が気が付くことがかなり難しいです)

そこで、その日のサーブのミスがネットが多いのか、オーバーが多いのかで判断します。
ネットが多い場合、打ち急いでいる(早いタイミングで打っている)ことが多く、反対にオーバーが多い場合は打ち遅れている(遅いタイミングで打っている)ことが多いです。
つまりコート内に収めるためには逆のこと(ネットが多ければ打つタイミングを少し遅らせる、オーバーが多い場合は少し早めに打つ)をすれば、かなり高い確率でサーブを修正することができます。

もし、自分でタイミングを変えにくい人については、背中の反りを少し変えてみると自然とタイミングをコントロールすることができます。
ネットミスが多い人は背中の反りを少し深めに、オーバーミスが多い人は背中の反りを少し浅めにするといいですよ。
実際私はこのチェックポイントのおかげで、久しぶりにテニスをしても高確率でサーブを入れることができます。笑

トスを上げた後に膝を曲げて溜めを作る(評価:★★★★★)

これは自然と行っていたコツです。
自然とやっていたのでわからなかったのですが、膝を曲げないと背中を反りにくい」んですね。
私は背中を大きく反って、その戻りの力を利用してサーブを打っているので、これはかなり重要なポイントですね。
それに膝を曲げないとジャンプもできないので、これは必須の項目ですね。

足の向きを意識する(評価:★★★★☆)

私は「つま先を打ちたい方向に向ける」や「打ちたい方向よりも30度くらい利き手寄りに傾ける」といったように矛盾したような2つのアドバイスを聞いたことがあります。
こんな風に矛盾したアドバイスがあると「どっちを使えばいいのか」と悩んでしまいますが、実はこれはプレーヤーのレベルに依るんです。

初心者は「つま先を打ちたい方向に向ける」方がコントロールがしやすく、安定したサーブを打つことができます。
しかし手先だけで打つことになるためスピードは出ません。
そこで、「打ちたい方向よりも30度くらい利き手寄りに傾ける」ことで身体のターン(溜め)を使うことができ、手だけでなく体幹などのパワーも使うことができます。

つまり初心者は安定したサーブを入れるために、コントロールがしやすいように「つま先を打ちたい方向に向け」ていますし、安定したサーブがそれなりに打てる人は攻めるサーブを打つために「打ちたい方向よりも30度くらい利き手寄りに傾ける」と良いと思います。

実際初心者につま先を打ちたい方向に向けてサーブを打ってもらうと、それまであまり入らなかった人がサーブ入るようになりましたし、打ちたい方向よりも30度くらい利き手寄りに傾けないと速いサーブは打てないので、ケースバイケースで使い分けできれば、結構有効なコツだと思います。

利き手と逆の手で身体の回転をコントロールする(評価:★★★★☆)

これはかなり重要な技術です。サーブを打つときに身体が回りすぎてしまうと力が逃げてしまったり、左右に散らばってしまいます。
利き手と逆の手を胸~お腹あたりに置くことで、身体が開くのを抑えることができます。
私はファーストサーブ、セカンドサーブともに同じ球威で打つのですが、ファーストを打った際に身体が開きすぎたときはこのことを意識しています。
即効性のある、とても簡単な確認ポイントなので、ぜひお試しください。

ギリギリまでトスを上げた腕を残す(評価:★★★☆☆)

これは身体を開きすぎないようにするためのアドバイスの一種です。
トスを上げた手をラケットを振る直前まで残す(トスを上げた腕をぎりぎりまで上げっぱなしにする)ことで、パワーが逃げなくなり、強力なサーブを打つことができます。
身体が開きすぎたなというときは、普段より少し長めに腕を残すように意識するとうまくいくかもしれません。

ナチュラルスピンサーブを意識する(評価:★★☆☆☆)

ナチュラルスピンサーブとは、スピンだから打点を後ろにしてとか、スライスだから打点を前にして切るように打つとか、サーブの球種によって打ち方を変えるのではなく、1種類のフォームから面の角度や身体の傾きでスピンの球種を変える打法です。
ほかの人に客観的に判断してもらったことはないですが、おそらく私はこの打法になっているように思います。
なぜなら同じように打っているつもりなのに、なぜか球種が自然と変わってしまっているからです。笑
ただ、1通りの打ち方しかしていないおかげでセカンドでも強気に打つことができますし、1stサーブの失敗を2ndサーブに生かせるのでかなりいいです。
個人的にはかなりおすすめですが、練習方法一朝一夕では身につくものでもないので、評価は低めです。
また今度別の記事として書こうと思います。

プロネーションを意識する(評価:★☆☆☆☆)

これは正直意識するようなものではなく、自然とそうなるまで練習しなくてはいけないものです。
無理にプロネーションを意識しては、腕に余計な力が入ってスピードが出なかったりコントロールが悪くなったりします。
プロネーションの感覚を掴みたいのであればうちわを利用して練習するのがおすすめです。

最後に

今回はサーブのポイントをいろいろご紹介しました。
しかし、人によって体格やグリップなども違いますし、アドバイスも合う合わないがあります
いろいろな人にいろいろな事を言われることもあると思いますし、現代はインターネットでもいろいろな情報に触れられてしまいます。
1つの情報を妄信するのではなく、実際に試して合わなければ他のアドバイスを試すといったように、情報の取捨選択が大切です。
私もたくさんの情報をお伝えして惑わしてしまっている面はあるかもしれませんが、それでも誰かの役に立っていると信じて、私は私が正しいと思う情報をこれからも伝えていきたいと思います。笑
ではでは。