初心者でもすぐ実践できる!プロネーションのコツ
- 2018.09.04
- コツ
こんにちは、なまけものです。
本日はサーブやスマッシュの威力を向上する「プロネーション」。
雑誌やネット記事では「意識して」行うもののように記載されることもありますが、本来は自然に起きるもので、無理して意識してはフォームが崩れたり、最悪怪我したりしてしまいます。(と筆者は考えています)
そうは言っても知らないものはできないので、本日は練習方法含め、プロネーションをご紹介していこうと思います。
プロネーションとは?
プロネーションは「内旋」と「回内」という2つの動きの組み合わせを指します。
「内旋」とは、上腕(肘と肩の間)をひねる動きのことです。
「回内」は、前腕(肘と手の間)をひねる動きのことです。
もっと簡単に言うと、「内旋」は身体の前にL字に立てた腕を、水平方向へ倒す動き、「回内」は腕を伸ばした状態で、右手の手のひらを左に向けた状態から下に向ける動きを指します。
腕を前から後ろに動かす動作に加えてこれらの動作を行うことで、サーブやスマッシュにより大きなパワーを与えているわけですね。
プロネーションを行うコツ
さて、ではどのようにすればプロネーションはうまくできるのでしょうか?
まず前提として、グリップはコンチネンタルグリップなどの薄いものであることです。ウエスタンのように厚いグリップでは、プロネーションを活用することは難しいです。
そのうえで私が思うポイントは、腕を回すことを意識するのではなく、プロネーションを行わなければいけない「構え」を作ることです。
下の写真を見てください。
サーブを打つ直前に、この写真のように「横向き」で「ラケットダウンして利き手が頭の後ろになる」ように構えるのがコツです。
この状態のまま、ただ腕を伸ばしても、おそらくトスで上げたボールには届かないでしょう。
人間、意外と修正力が高く、ボールに当てようとすれば、自然とプロネーションを行っていくはずです。
(もちろん体幹を回転させてしまっては意味がないので、体幹は回転させないようにブロックしてください!)
最後に
今回はプロネーションについてご紹介しました。
先述の通り、プロネーションは効率的に身体を使った「結果」であって、狙って行う動作ではありません。
正しい力の使い方を覚えて、プロネーションの動作を身につけましょう!
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