テニス初心者がまず行うべき練習1~キャッチボール~

テニス初心者がまず行うべき練習1~キャッチボール~

こんにちは、なまけものです。

今回は「初心者がまず行うべき練習」をご紹介します。

初心者がラリーを続けるために必要なこと

よく初心者を指導されている方を見ると、ラケットの握り方を教えたらすぐに手出しのストローク練習をされている方がいます。
それもそれで効果はあるのでしょうが、個人的にはラリーができるようになることが先決だと考えます。
ラリーが続かないと他の人と一緒にテニスすることは難しいですし、
何よりテニスの醍醐味は何といっても「ラリー」ですしね。

さて、初心者の方がラリーをする上で一番苦しむのは何でしょうか?
私が今まで指導してきた初心者の人に共通するのは、
ずばり「ボールとの距離感」です。
フォームがテニスっぽくなくても、実際のところラケットにあてればボールは飛びます。
つまり、ボールに合わせて移動さえできれば、ラリーを続けられる可能性は飛躍的に高まります。

距離感を掴むためのおすすめ練習

では、ボールとの距離感を掴むために、どんな練習を行えば良いでしょうか?
私の回答は、ずばり「キャッチボール」です。

ただし、普通にキャッチボールをするのではなく、以下のルールで行ってください。
・ボール缶を胸の前に固定し、相手から投げられたボールをボール缶でキャッチする
・まずサービスボックス程度の距離で慣れてから、ベースラインまで距離を伸ばす
・必ずワンバウンドでキャッチすること

この練習の目的は「ボールとの距離感をつかむ」ことです。
大切なことはボール缶でキャッチすることではなく、キャッチする手段を制限することで自然と足を動かしてボールの位置まで動けるようになることです。
ボールキャッチできなくても淵に当てられればいいので、様子を見ながら徐々に距離を伸ばして慣らしてあげてください。

最後に

今回は初心者が行うべき練習を紹介しました。
私は未経験者が来た場合、まずこの練習をやってもらってます。
次回記載しますが、他のメニューと合わせて1時間程度やってもらえれば、ある程度ラリーが続くようになります。
(大体30回くらいは続けられるようになります。)

何事も最初が肝心です。
ぜひラリーができるように、延いてはテニスが楽しくなるようにしてあげてください。