テニスのストローク力を向上させる練習~その1~
- 2016.12.24
- 練習メニュー
こんにちは、なまけものです。
今回は「ストローク力を向上させる練習」その1をご紹介します。
ストローク力を向上させるとは?
テニスをする上で基本とも言える「ストローク」。
私がテニスをしているときにふと横のコートを見ると、一生懸命力を入れているのですがそこまで球威がない方に結構遭遇します。
「そんなに力入れても球威上がらないのに。。。もう少し身体全体を使えれば、、、」と思ってしまいます。
「腕のみの力」と、「脚、体幹、腕の力」どちらの方が強いか。。。言わなくてもわかりますよね?
そこで今回は、「身体全体を使う」感覚を養う練習をご紹介します。
ホームラン競争
「身体全体を使う」感覚を養うのにおすすめの練習は、題して、「ホームラン競争」です。
文字面だけ見るとテニスではなく野球を連想してしまいますが、歴とした練習です。笑
練習内容としては、
・ベースライン付近から、自分で球出しして、フェンス目掛けてライナー性(直線的な)打球を打つ。
・なおその際にノーバウンドでフェンスに当てるように意識する。
この練習では、「コート内に入れる」という制約を外し、思いっきりラケットを振ってもらいます。
打つ側としても気分爽快なので、結構楽しんで練習できます。
実際にやってみればわかるのですが、勢いのないボールを遠くに飛ばすには腕の力だけでは足りません。
脚→腰→腕のように運動連鎖させなければ、ノーバウンドでフェンスに当てることは困難です。
だからこそ、運動連鎖を意識させるのにもってこいなのです。
私が小学生の時、近所のソフトテニスクラブでは、初級クラスの最初のメニューでこれを行っていましたし。
最近では、メンバーにアップ代わりにこの練習をしてもらい、その後球出しでのストローク練習で調整してもらっています。
何回か継続していれば、ストロークの球威が増しますのでお勧めです。
また、ボールがなくなるのが不安な方はスポンジボールやPlay&Stay用のボールを使用するのも手ですね。
最後に
テニスを始めれば必ずといっていいほどぶつかるのが、この「身体の使い方」です。
感覚的な部分でなかなかアドバイスすることが難しいので、このように実際に体験してもらうのが一番です。
皆様の練習の参考になれば幸いです。
-
前の記事
テニス初心者がまず行うべき練習3~ラリー練習~ 2016.12.24
-
次の記事
自分より下手な人と組む時の心構え 2017.01.02